英国メリデン版訪問家族支援プロジェクトの新しいスタート

精神に「障がい」のある人と家族をまるごと支援する訪問家族支援を日本へ

2011年度より全国の精神障害者家族会の団体である公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 (みんなねっと)が取り組まれた先駆的活動を引き継ぎ、英国メリデン版訪問家族支援を普及する新組織が2017年2月1日に立ち上がりました。みなさまの応援をよろしくお願いいたします。


2024年度 第1回メリデン版訪問家族支援 基礎研修(オンライン) 申込み開始しました!

 

いつも皆様に大変お世話になっております。
2024年度1回目の研修会のお知らせになります。
日程 2024914日(土),15日(日),20日(金),21日(土),22日(日)

   全5日間 900分~1700

定員 15名程度

内容 メリデン版訪問家族支援のロールプレイを中心にした演習中心の研修

   ※プログラムは一部変更になる場合があります。※すべてオンラインで実施いたします。


申し込み締め切り:2024年7月29日(月) 20:00〆切です。

 

申し込み・研修詳細については、下記「開催概要」をご確認ください。
 
皆様のお申し込み、ご参加を心よりおまちしています!
ダウンロード
2024年度第1回メリデン版訪問家族支援 基礎研修 開催概要
2024年度第1回基礎研修開催概要.pdf
PDFファイル 255.1 KB
ダウンロード
2024年度第1回メリデン版訪問家族支援 基礎研修 チラシ
2024年度第1回基礎研修チラシ.pdf
PDFファイル 3.1 MB

第1回メリデン版訪問家族支援 基礎研修

申込URL



【速報】2024年度 開催研修会のお知らせ

2024/6/26 発行

2024年度の当法人の研修の開催日程について、ご案内いたします。
【2024年度研修】(速報)
●入門研修(オンデマンド)
 第1回入門研修(2024年7月)、第2回入門研修(2024年11月)、第3回入門研修(2025年3月)に開催予定
 ※今年度は、オンデマンド開催とは別に、入門研修を対面にて開催することも計画しております。

  詳細が決まりましたらHPへの掲載、会員の方にはメールにてお知らせいたします。


●基礎研修(オンライン)2回開催
①2024年度第1回基礎研修
日程:2024年9月14日(土)、15日(日)、20日(金)、21日(土)、22日(土)
   全5日間、9時~17時
定員:15名程度②2024年度第2回基礎研修
日程:2025年2月頃を予定
定員:15名程度第1回基礎研修の詳細につきましては、現在作成中です。ホームページ、メールにてご案内いたします。
ぜひご参加お待ちしております!


研究協力者を探しています!

2024年4月


全国のメリデン版訪問家族支援(Family Work)研修修了者マップ(2024年1月現在)

赤色がトレーナー、青色がイギリスでの研修修了者、グリーンが日本での基礎研修修了者です。


メリデン版訪問家族支援とは

 日本精神障害者リハビリテーション学会自主企画に紹介させていただいた佐藤純副代表の動画をアップさせていただきます(約16分)。おおまかにメリデン版訪問家族支援の概要とその背景を説明させていただいています。下の矢印をクリックしてください。

 


メリデン版訪問家族支援(Family Work)トレーナー(21名)

宗 未来(東京歯科大学市川総合病院・精神科医)

 

    吉野 賀寿美(五稜会病院・看護師)

    酒井 一浩(おおえメンタルクリニックゆう・作業療法士)

    長江 美代子(日本福祉大学・看護師)



小松 容子(宮城大学・看護師)

五十嵐 達夫(たかぎクリニック・精神科医)


森田 久美子(立正大学・精神保健福祉士)

藤原 正子(福島学院大学・精神保健福祉士)

上久保 真理子(ぴあクリニック・精神保健福祉士)

西邑 章(京都府中丹東保健所・精神保健福祉相談員)



松井 洋子(訪問看護ステーションみのり横浜・看護師)

林 正賢 (こころのリカバリー総合支援センター・

精神保健福祉士)


津田祥子(一般社団法人ひとぷらす・作業療法士)

⼩瀬古 伸幸訪問看護ステーションみのり・看護師)


刑部 百合子 (ぴあクリニック・保健師)

鈴木 大輔 (五稜会病院・看護師)


木下 将太郎訪問看護ステーションみのり・看護師)

西内 絵里沙国立精神・神経医療研究センター 

所沢市アウトリーチ支援チーム・精神保健福祉士)


平田 智英(国立精神・神経医療研究センター 

訪問看護ステーション・作業療法士)

梁田  英麿東北福祉大学せんだんホスピタル

・公認心理師)

松浦  彰久(埼玉精神神経センター 

精神科デイナイトケア・精神保健福祉士)




英国派遣BFT 5days course  修了者(2名)

大野 美子(愛知県精神保健福祉センター・精神保健福祉士)

長崎 和則(川崎医療福祉大学・大学教員)



2021 トレーナーズコース 修了しました(2022.2.20)

2022年2月11〜13日、19〜20日、日本ではじめてのトレーナーズコース(日本財団助成事業)が開催されました。開催初日は英国Meriden Family ProgrammeのMartin所長とPeterさん(家族スタッフ)が日本の受講生にメッセージをいただくことができました。メリデン版訪問家族支援のトレーナーは計21名となりました。来年度以降、トレーナーが基礎研修やSV、普及啓発の講演などを担当していきます。

 

西邑 章 京都府 京都府中丹東保健所

松井 洋子 神奈川県 訪問看護ステーションみのり横浜

林 正賢 北海道 こころのリカバリー総合支援センター

津田 祥子 福岡県 一般社団法人 ひとぷらす

⼩瀬古 伸幸 奈良県 訪問看護ステーションみのり

刑部 百合子 静岡県 医療法人社団互啓会 ぴあクリニック

鈴木 大輔 北海道 医療法人社団 五稜会病院

木下 将太郎 大阪府 訪問看護ステーションみのり

西内 絵里沙 埼玉県 国立精神・神経医療研究センター 所沢市アウトリーチ支援チーム

平田 智英 東京都 国立精神・神経医療研究センター 訪問看護ステーション

松浦 彰久 埼玉県 埼玉精神神経センター 精神科デイナイトケア

梁田 英麿 宮城県 東北福祉大学せんだんホスピタル


精神看護、2019年7月号

「特集 本人と家族とを「まるごと」支援するメリデン版。このアプローチでこんなに変わる!

精神看護、2019年7月号は「特集 本人と家族とを「まるごと」支援するメリデン版。このアプローチでこんなに変わる!」です。

「メリデン版訪問家族支援」という名前を聞いたことがあるでしょうか。これは、本人と家族とをまるごと支援する、英国発祥の技術です。
 日本ではこれまで、支援の対象者はあくまで本人で、家族は本人を支えるための資源の1つ、のように捉える傾向がありました。メリデン版訪問家族支援では、家族を利用者と同等の支援対象として位置づけ、一家にまるごとかかわっていきます。
 精神障害をもつ人が家庭内にいる場合、家族関係が家族全員にとっていいバランスで成り立っていることは少なく、誰かしらが、あるいは全員が我慢していると感じていることがよくあります。メリデン版訪問家族支援のアプローチにより、いつも「病気」を中心に生活してきた家族が、「健康的な暮らし」を望む家族へと変わり、家族の力が強まっていき、支援者も驚くような変化を見せていきます。

 この特集では、メリデン版訪問家族支援とはいったいどういうものなのか、そのメソッドを教えていただくとともに、ファミリーワーカーとなってケースにかかわった方たちの、個人的な経験や思いを教えていただきました」と編集の方のリードから始まります。ぜひ手に取ってご覧下さい。

 

■メリデン版訪問家族支援がわかる!
1.【解説】メリデン版訪問家族支援の原則・目的・特徴(佐藤純)
2.【解説】8つの構成要素とは(佐藤純)
3.【実践報告】ファミリーワークを通して、ポジティブで建設的な見方・姿勢を培うことができた! (小松容子)
4.【実践報告】困難ケースが困難ケースでなくなった! (鈴木大輔)
5.【実践報告】ファミリーワークがもたらした組織への変化(吉野賀寿美)
6.【実践報告】支援のなかで変わっていく家族と私 「やっぱり信じるって大事だ! 」(松本綾)
7.【実践報告】本人、家族との協働作業(松井洋子)
8.【実践報告】ACTにファミリーワーカーが新しい気づきを運んでくれた(梁田英麿)
9.【情報】メリデン版訪問家族支援の基礎研修を受けるには(小松容子、長江美代子)

 

 


訪問看護と介護、2018年11月号

「特集メリデン版訪問家族支援に注目!本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます」

訪問看護と介護、2018年11月号は「特集 メリデン版訪問家族支援に注目!本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます」です。10月22日(月)に発売されました。広告ページも含めると50ページの超大作です。

「これまで訪問看護の対象者はあくまで利用者本人で、ともすれば、家族はそれに添う人とされてきました。もちろん、「キーパーソン」として家族の話を聞き、必要に応じてなんらかの支援も行なわれているはずですが、家族を「利用者と同等に支援対象として位置づける」という認識は薄いのではないでしょうか。今特集で紹介するメリデン版訪問家族支援は、本人同様に、家族も支援の対象者であるととらえ、一家にまるごと関わっていきます。こうしたアプローチは、いつも「病」を中心に生活してきた家族から、いつしか「健康的な暮らし」を志向した家族へと変化させ、家族の力を強めていくのだとか。メリデン版訪問家族支援とは一体どのようなものなのか。そのメソッドとともに、事例を通してその効果を紹介していきます。利用者と家族を一体的に支える支援の可能性が開けてきました」と編集の方のリードから始まります。

ああ、こういう技術なのかというのが具体的にわかる内容です。ぜひお手に取りごらんください。

https://www.igaku-shoin.co.jp/journalDetail.do?journal=38161

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次> 

 

■メリデン版訪問家族支援とは何か

現場でどのように実践され、活きるものなのか 佐藤 純

■長年、訪問看護を実践してきた私が得た衝撃と感動

メリデン版訪問家族支援のここがすごい 進 あすか

■メリデン版訪問家族支援の構成要素

(1)家族1人ひとりとの協働を紡ぎだすエンゲージメント 小松 容子・上久保 真理子

(2)1人ひとりのアセスメントが家族支援の基礎になる 小松 容子・佐藤 純

(3)家族の本来の力を活性化するためのアセスメント 長江 美代子

(4)情報共有で、暗黙の了解を解消し、風通しをつくりだす 小松 容子

(5)皆でつくる「良い状態を保つプラン」 上久保 真理子・小松 容子

(6)家族の絆を深めるコミュニケーション・スキル・トレーニング 吉野 賀寿美

(7)家族に希望を与える手段としての問題解決技法 吉野 賀寿美

(8)とっても重要な家族ミーティング 佐藤 純・酒井 一浩


会員募集! みなさまの入会をお待ちしております。



<役 員>

代 表:佐藤 純(京都ノートルダム女子大学、精神保健福祉士)

顧 問松澤 勝(東京つくし会、家族)

表:吉野 賀寿美(五稜会病院、看護師)

    小松 容子(宮城大学、看護師)

    上久保 真理子(ぴあクリニック、精神保健福祉士)

理 事:宗 未来(東京歯科大学市川合病院、医師)

    伊藤 千尋(淑徳大学、精神保健福祉士)

    五十嵐 達夫(在宅支援いがらし心の診療所、医師)

    鈴木 大輔(五稜会病院、看護師)

    木下 将太郎(訪問看護ステーションみのり・看護師)

    松浦 彰久(埼玉県精神神経センター精神科デイナイトケア、精神保健福祉士)

    津田 祥子(ひとぷらす、作業療法士)

    西内 絵里沙(国立精神・神経医療研究センター、精神保健福祉士)

    林 正賢(こころのリカバリー総合支援センター、精神保健福祉士)

    平田 智英(国立精神・神経医療研究センター訪問看護ステーション、作業療法士)

    刑部 百合子(ぴあクリニック、保健師)

    松井 洋子(訪問看護ステーションみのり、看護師)

    梁田 英麿(東北福祉大学せんだんホスピタル、公認心理士)

    小瀬古 伸幸(訪問看護ステーションみのり、看護師)

監 事:白石 弘巳(なでしこメンタルクリニック、医師)